コミュテータ― (ULB buffer)

コーナーのコミュテーターの基本的な例をいくつか紹介します。

注意
コミュテータ―の手順の表記などは知ってる前提で書いています。
ご存じでない方は必要に応じて以下の無断でリンクを貼り付けた記事をご覧ください。(問題があれば削除いたします)
CubeVoyage コミュテイタ―のすすめ
http://speedcubing.wpblog.jp/speedcubing/3x3x3bld/commutator-no-susume/
キューブパズルの個人的な解法とか Wiki*  Commutatorの基礎理論
http://wikiwiki.jp/rubik/?Commutator%A4%CE%B4%F0%C1%C3%CD%FD%CF%C0

(全手順について、ULB>A>Bというサイクルを作るとき、ULBをぶち込む際はAに、ULBにぶち込む際はBをぶち込むといい感じになります。)

1.U面で交換 その1
 一つがU面にあり、もう一つがD列(側面)にあるとき
 D列のパーツをU面のどちらかにぶちこんでU系で交換します。
 URB>RDB (L’DL,U’)
 RFD>ULF y(U,RD2R’)y´
 セットアップを工夫する例として
 BUR>LUF R’F(R’D’R,U2)F’R
 何をどこへぶち込めばいいのか、順番はどっちなのかなど、試行錯誤してみましょう。

2.R面で交換
 R面に二つあるとき
 ULBをRUBにぶち込み、R系で交換します。
 RUB>RDB (U’L’U,R’)
 LFD>RUF D2(R’,U’L’U)D2

3.F面で交換
 F面に二つあるとき
 yをしてURU’を使いR面での交換と同じようにします
 
4.U面で交換 その2
 一つがU面にあり、もう一つがD面にあるとき
 DRFからURFにすくいあげる手順 R’F’R2FR
 DLBからULBにすくいあげる手順 L2D’L2DL2
 の二種類を紹介します。なお、この二手順は逆手順も同じです。
DRF>URF (R’F’R2FR,U2)
DLB>ULF (U, L2D’L2DL2)

5.A-perm
 U面に二つあるとき、その他の面で二つ並んでいて容易にU面に持って来れるとき
 関与しないコーナーはどれなのか、交換の向きはどちら向きなのか(手前から奥、またその逆)を意識すれば セットアップ、使う手順は間違えないと思います。
 また、D面からR2でセットアップするときはキャンセルが発生するのでうまくやりましょう。

6.D列で交換
 二つともD列にありそれぞれの面における位置が一致してるとき(例えば、FRDとRBDはそれぞれの面において右下なので一致しています。)
ULBを任意のパーツにぶち込み、D系で交換します。
BDR>RFD (R’UR,D)
FRD>BDL (RU2R’,D2)

 私が主に使っているのはこんな感じだと思います。あくまでもコミュテータ―を始める時の手がかりになれば、と思い書いているので回しにくい手順や手順の漏れがあると思いますがご容赦ください。手順の誤りがあったら教えてください。(逆サイクルを書いている場合が大いにあります)もっといい手順あるよ、といった意見は大歓迎です。お教えください。

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